台湾大手のエバー航空を利用して2026年7月、アメリカを15歳の息子と旅しました。この記事では首都ワシントンD.C.で泊まったマイクロホテル「ホテル・ハイブ(Hotel Hive)」を紹介します。「ここ、どうかな」と15歳がGoogle Mapsで見つけたのは二段ベッドの部屋で、たった11.6平方メートル!でも「狭さ」を強みにしていてユニークです。1泊120ドルと破格で、観光スポットへも歩いて行けて便利でした。
Hotel Hiveとは
ホテル・ハイブはワシントンD.C.中心部の西にあり、最寄りのメトロ駅はフォギー・ボトム(Foggy Bottom-GWU)です。通りの向かいはジョージ・ワシントン大学で、ホワイトハウスまで徒歩15分、スミソニアンの博物館が並ぶナショナル・モールへも歩いて行けます。5階建ての建物はV字に交差する通りの間にあって、外観もユニークです。もともとは100年以上続く「Allen Lee Hotel」だったのが2015年、リノベーションして生まれ変わりました。
「Dare to stay different(あえて違う滞在を)」とのキャッチコピーで、個性を売りにしています。

「変更・返金不可」で予約
予約サイトは今回、Expediaを利用しました。部屋のタイプは3種類あり、同じ部屋でも宿泊日によって110~300ドルとかなり差があります。

「予約変更不可」「返金不可」の条件で、宿泊する20日前の価格です。週末にかかるせいか、3泊でも価格が違っていました。平均すれば税込で1泊2万円程度(約120ドル)です。「キャンセル無料」に比べると同じ部屋タイプでも4割安で、ちょっとドキドキしながら予約しました。探せばもっと安いホテルがあったと思いますが立地がよく、何より「面白そう」と感じたのが即決の理由です。
機内Wi-Fi使い事前登録
初日の夜が少し心配でした。ワシントン・ダレス国際空港への到着予定は午後10時30分だったからです。空港からホテルまでは地下鉄で1時間かかるため、チェックインは日付をまたぐかもしれません。Expediaのメッセージ機能で到着が遅くなる旨を伝えると「24時間だれかがフロントにいるから問題ないよ!」という返事が来ました。

チェックインの事前登録を求めるメッセージが届いたのに気づいたのは、D.C.に向かう空の上です。機内Wi-Fiを利用して降り立つ前に済ませると、部屋番号が送られてきてホッとしました。

午前0時20分、歩いてホテルへ

フォギー・ボトム駅からホテル・ハイブまでは、Google Mapsによると徒歩7-8分でした。午前0時20分ごろ、少し緊張しつつメトロから地上に出ましたが街灯がともり、落書きもありません。学生らしき男女が歩いていたので、大丈夫だろうと判断してホテルへ向かいました。
扉を押して入ると受付の女性がいました。「チカコ?もう登録してありますね」と、カードキーを受け取りました。「402」です。エレベーターで上がりましたが部屋はなく、別棟へ。キーをタッチして扉を開け、「402」へ入りました。

二段ベッド部屋は11.6平方メートル


部屋のタイプは3種類ありますが、私たちが泊まったのは二段ベッドのある「Hive Room」でした。トイレ・シャワー・シンクは部屋にあります。明るくて、緑の眺めもなかなかです。二段ベッドそれぞれの足元にテレビが付いていて「こんな小さい部屋に2台も」と笑いました。隣の部屋などの騒音はなく、静かでした。


ドライヤーやシンクもあって、設備は申し分なしです。「Hive(ハチの巣)」の名前通り、あちこちにハチの巣モチーフのデザインがあしらわれています。

何せ11平方メートルなので、大きなスーツケースを広げるのは難しいでしょう。私たちはスーツケースなしだったので大丈夫でしたが、荷物がそれぞれある友人同士だと厳しいかもしれません。
掃除は「オプトイン」

“housekeeping operates on an opt-in, eco-friendly basis”とありました。オプトインは「希望制」の意味で、「掃除はリクエストがあればします」ということです。掃除してほしければ内線「0」を押し、前日までに伝えます。私たちは3泊だけだったので、タオルの交換のみをお願いしました。

出発の朝は午前6時半ごろチェックアウトしました。フロントはチェックインした初日の午前1時と同じ、フレンドリーな女性でした。「次はどこへ行くの?ニューヨーク?いいわね、私も好きな街よ。よい旅を」と見送ってくれました。
Hotel Hive(ホテル・ハイブ)
住所:2224 F St NW, Washington, DC 20037 アメリカ合衆国
公式サイト
ワシントンD.C.の公共交通機関 ワシントン首都圏交通局(Washington Metropolitan Area Transit Authority=WMATA)が運営。MetroRail(電車)とMetroBus(バス)があり、いずれも「M」が目印。RailはBlue、Red、Orange、Silver、Green、Yellowの6路線で、Silverはダレス空港駅と中心部を結ぶ。曜日や時間帯、距離によって料金が変動し、正規料金2.25~6.75ドル。バスは83路線あり、Express(特急)以外は正規料金2.25ドル。電車・バスいずれも切符を買ったりアプリを入れたりしなくても、タッチ決済対応のクレジットカードやApple Pay, Google Payなどで支払える。Railは乗降時の2回、バスは乗車時のみタッチする。公式サイト
(取材協力:エバー航空)












