台湾大手のエバー航空を利用して2026年7月、15歳の息子とアメリカを旅しました。最初に降り立った首都ワシントンD.C.は観光しやすい!無料スポットが多く、歩いて回れるので大助かりでした。この記事では、連邦議会議事堂やミュージアムが並ぶ国立公園「ナショナル・モール(National Mall)」を紹介します。トイレ休憩にはアメリカ歴史博物館(National Museum of American History)へ入り、ランチには極上の眺めを楽しみながら名物ホットドッグを味わいました。
リンカーン記念堂

ナショナル・モールは西はポトマック川に近いリンカーン記念堂から、東は連邦議会議事堂まで3キロに渡って広がる「アメリカの前庭」です。


リンカーン記念堂は16代大統領エイブラハム・リンカーンを記念して1922年に建てられました。数々の集会の舞台となり、キング牧師が記念堂前の階段で「私には夢がある(I have a dream)」で知られる演説をしたのはあまりにも有名です。私も中学の教科書を思い出しました。リンカーンが座っている像があるエリア(Main Chamber)は24時間オープンで入場無料、予約もいりません。
私たちが訪ねた朝は、希少がんの非営利団体が集会を開く準備をしていました。


リフレクティングプール(反射池)は改修を巡るトラブルで、黒い幕で覆われたままでした。夕暮れのゴールデンアワーに訪ね、建物を映し出す水面を撮影しようと楽しみにしていたのですが…。


リスがあちこち走っていて、国立公園であることを実感させてくれました。
ホワイトハウス


ホワイトハウスの見学は日本国籍の一般人にはハードルが高く、「チラ見だけでも」と前を通ると、ゲートが開いていて白亜の建物が奥に見えました。周囲は無粋な黒い柵と幕で覆われていて、ナショナル・モールの空気感を考えるといかにも即席な印象でした。
開いたゲート前で長く立ち止まっている人には州兵(ナショナル・ガード)が「早く」と、手で追い払っていました。


ワシントン記念塔


ワシントン記念塔はホワイトハウスのほぼ向かいにあり、初代大統領ジョージ・ワシントンを称えるために1884年、完成しました。高さ169mで、近くに立つと圧倒されます。入場料は1ドルで、事前予約するか、午前8時45分までに来て並びます。


米映画『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)にも登場します。スパイダーマンが頂上から同級生たちを救うのですが、ちょうどワシントンD.C.行きの機内で観ていたので「あそこかあ」「たっか!」と2人で見上げました。

アメリカ歴史博物館


スミソニアン協会が運営するアメリカ歴史博物館は、ナショナル・モールの真ん中あたりにあります。予約もいらず、入場無料です。ぜいたくにも!トイレ休憩を兼ねて入りました。
展示の目玉はアメリカ国歌が生まれるきっかけになった星条旗(The Star-Spangled Banner)です。米英戦争で1814年に起きた「ボルティモアの戦い」に米軍が勝利した朝、ひるがえるこの旗に感動したフランシス・スコット・キーが作詞しました。現在のサイズは縦9.1m×横10.4 mで、保護のために写真撮影は禁止されています。200年以上残っていることに感動しました。


航空宇宙博物館ほど大きくはなく、エンターテインメントの展示もあって楽しめました。



National Museum of American History(国立アメリカ歴史博物館)
住所:1300 Constitution Ave. NW, Washington, DC 20560 アメリカ合衆国
営業時間:10:00-17:30(クリスマスのみ休み)
入場無料
公式サイト
スミソニアン協会(Smithsonian Institution)1846年に設立された世界最大級の博物館・研究センター群。21施設のうち17はワシントンD.C.のナショナル・モール周辺に集中している。ほとんどの施設が無料。
ランチはホットドッグ

ナショナル・モール内には一般のレストランはなく、ミュージアムや施設併設のカフェだけです。フードトラックは通りに並んでいますがどれも似たような派手なつくりで価格の表示はなく、利用しませんでした。
ナショナル・モールに2日連続で行った私たちが初日にランチしたのは、マクドナルドでした。航空宇宙博物館から1ブロックと近かったからで、15歳の初アメリカとしては「あり」とは思いますが…。チーズバーガーとダブルバーガー、フレンチフライはLサイズを2人でシェア、ドリンクをそれぞれ頼み、18.45ドルでした。

翌日はローカルなものを、と「サミズ・ホットドッグ・カート(Sami’s Hot Dog Cart)」というホットドッグ屋台をめざしました。航空宇宙博物館の近くで、小さな通りにポツンとたたずんでいました。チップスがたくさんぶら下がっていて、ちょっとインドの屋台をほうふつとさせます。

飲み物は足元にあるクーラーボックスを勝手に開けて出します。料金表はないのですが、サミーさんがいろいろトッピングしてくれて、飲み物込みで2人で18ドルでした。すぐ近くに芝生が広がり、椅子とテーブルがあるので陣取ります。少し先に見える白亜の連邦議会議事堂が、極上すぎる眺めです。プリッとしたソーセージにレリッシュ(薬味)やチリソースが山盛りで、こぼさずいただくのに苦労しました。少し暑かったですが、息子が載せてもらっていた細いポテトのトッピングが妙にチープで新鮮で、よい思い出です。
Sami’s Hot Dog Cart(サミズ・ホットドッグ・カート)
住所:800 Independence Ave SW, Washington, DC 20024 アメリカ合衆国
ワシントンD.C.の公共交通機関 ワシントン首都圏交通局(Washington Metropolitan Area Transit Authority=WMATA)が運営。MetroRail(電車)とMetroBus(バス)があり、いずれも「M」が目印。RailはBlue、Red、Orange、Silver、Green、Yellowの6路線で、Silverはダレス空港駅と中心部を結ぶ。曜日や時間帯、距離によって料金が変動し、正規料金2.25~6.75ドル。バスは83路線あり、Express(特急)以外は正規料金2.25ドル。電車・バスいずれも切符を買ったりアプリを入れたりしなくても、タッチ決済対応のクレジットカードやApple Pay, Google Payなどで支払える。Railは乗降時の2回、バスは乗車時のみタッチする。公式サイト
(取材協力:エバー航空)











