台湾大手のエバー航空を利用して2026年7月、アメリカを旅行しました。この記事ではサンフランシスコから台北へ飛んだ復路をレポートします。ゴージャスなフルコースの食事後はロイヤルローレル(ビジネス)クラスの心地よさに浸り、ぐっすり眠れました。アメニティは日仏のライフスタイルブランド「Maison Kitsuné(メゾン キツネ)」とのコラボレーションで、往路とは色違いというお楽しみがありました。
搭乗便(2026年7月30-31日)
BR27 サンフランシスコ(SFO)1:00⇒台北・桃園(TPE)4:40(時差-15時間)
Boeing777-300ER
12時間40分
サンフランシスコ空港でのチェックインと混雑具合(BR27)


サンフランシスコ空港出発ロビーにあるエバー航空カウンターは「5」で、出発3時間半前にオープンします。午前1時発の27便だと午後9時半からです。エコノミークラスのレーンにはオープン前から列ができていました。

ビジネスクラスだとプライオリティレーンが使えます。オンラインチェックインは済ませていましたが、荷物を預けるために午後10時ごろ向かいました。紙の搭乗券を台北から乗り継ぐ神戸便とあわせて受け取りました。預けるバッグにはカバーをかけてもらいました。もちろん荷物は神戸までスルーで運ばれます。渡されたタグはロストバゲージの際に必要になるので、ちゃんと取っておきましょう。

その後、保安審査に向かいました。通過するまで40分ほどかかったので、あまり時間がないと焦るかもしれません。

エバー航空777-300ERのビジネスクラス座席


機材はBoeing777-300ERで、座席は合計330席ほどです。ロイヤルローレルクラスは「1-2-1」の4列で、窓側は座席が窓に向かい、中央は互いに背を向け合う形です。私は窓側で、斜めになっているので自然に外が眺められました。
サイドと足元に棚があり、小物を収納できます。往路のワシントンD.C.便の機材だった787-9がシンプルでモダンなデザインでしたが、777-300ERのシートは重厚な印象です。


モニターは斜めになった前のシートから、ボタンを押すと出ます。就寝時や離発着時はシートに収納します。モニターが真正面にあるより空間が広く感じられました。


座席はフルフラットにすると約193cmです。さらに通路側のアームレストから仕切りパネルを出せば個室のようです。足元の空間がかなり広く、寝がえりしても余裕です。


メゾン キツネ限定アメニティは往路と色違い


往路の台北⇒ワシントンD.C.便と同様、アメニティは日仏のライフスタイルブランド「Maison Kitsuné(メゾン キツネ)」とのコラボレーションです。ただしポーチやパジャマは色違い!シックな黒です。巾着を開けると合革ポーチが入っていて、同封のベルトを付ければウェストポーチにもなります。どちらも旅の思い出として長く使えそうです。


機内食(事前予約ラムチョップ)とフレンチトースト朝食


ウェルカムドリンクとスナックに加えて食事は2回出ます。今回はオンラインで事前注文、オンライン限定の「ラムチョップのロースト」を選んでいました。

「どうぞ」と運ばれた皿には、豪華な骨付き肉がドーン!惜しみないボリュームに驚きました。ローズマリーが効いていて、しつこくはありません。デザートはかわいいマカロン!ウキウキしすぎてすぐナイフを入れてしまい、不覚にも写真を撮り損ねました。ショート動画でご覧ください。


降機2時間前の朝食は洋風を選びました。バナナブレッドのフレンチトースト、マスカルポーネクリーム添えという凝った一品で、こちらも甘じょっぱいアメリカらしい味わいを楽しみました。
エンタメ&エバー航空限定トートバッグの機内販売
ぐっすり眠った後の朝食時、公開まもない『プラダを着た悪魔Ⅱ』を観ました。ルートマップを見ていたら、日本語の「バグ」に気が付きましたが、少し前のバージョンということでしょう。

いまや貴重な紙媒体…と思い、何気なく機内ショッピング誌をめくると、エバーベアがあしらわれた特製トートバッグが「新アイテム」として掲載されていました。かわいい!チラ見えするエバー航空のロゴもいいですし、リング付きでしっかりしたつくりです。CAさんに在庫を訊くと「ありますよ。お持ちしましょうか?」とのこと。クマがちゃんとモコモコしたボアになっていてあたたかみがあり、気に入って購入しました。モニターでわざわざ「Shopping」を選ばないので、気付かなかったでしょう。
自分で使うかお土産にするか決めていませんでしたが、神戸空港に迎えに来てくれた友人にめざとく見つかり「かわいい!欲しい!」とねだられ、お礼にプレゼントしました。

心地いい機内サービスとフライト

搭乗時には「いらっしゃいませ」とパーサーが日本語であいさつに来てくれました。担当CAさんはいつも「食事の際に眠っていたら起こすことを希望しますか?」と訊いてくれます。堅苦しくなく、フレンドリーな応対にいつも和みます。私の場合、中華系に見られることも多く「謝謝(シェシェ)」と返してやり取りを楽しんでいます。

目覚めてトイレに行くと「水はどうですか?」「スナックはいかがですか」と声をかけてくれました。ギャレー近くで飲もうとしましたが、席まで水とスナックを持ってきてくれました。トリュフ入りせんべいやウーロン茶味パフなど、なかなかお目にかかれないアイテムです。

往路は14時間超えでしたが復路は12時間、西回りで体内時計にもあっていて早く感じました。台北=サンフランシスコは1日3便もあり日本便との接続もよく、台北経由の便利さを実感できます。
エバー航空 台北=サンフランシスコ線スケジュール
| 便名 | 台北⇒サンフランシスコ スケジュール | 運航 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| BR08 | 台北・桃園(TPE)10:15⇒サンフランシスコ(SFO)07:20 | 毎日 | 12時間5分 |
| BR18 | 台北・桃園(TPE)19:40⇒サンフランシスコ(SFO)16:35 | 毎日 | 11時間55分 |
| BR28 | 台北・桃園(TPE)23:40⇒サンフランシスコ(SFO)20:35 | 毎日 | 11時間55分 |
| 便名 | サンフランシスコ⇒台北 スケジュール | 運航 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| BR27 | サンフランシスコ(SFO)01:00⇒台北・桃園(TPE)04:40(+1日) | 毎日 | 12時間40分 |
| BR17 | サンフランシスコ(SFO)01:25⇒台北・桃園(TPE)05:05(+1日) | 毎日 | 12時間40分 |
| BR07 | サンフランシスコ(SFO)13:00⇒台北・桃園(TPE)16:50(+1日) | 毎日 | 12時間50分 |
サンフランシスコ国際空港 米カリフォルニア州サンフランシスコの南20kmにある。高速鉄道BARTでサンフランシスコ中心部まで約30分。ターミナル1~3は国内線で、国際線とは無料のエアトレインで行き来できる。国内線に9社、国際線に47社が就航。空港コードはSFO。公式サイト
台湾桃園国際空港 台北の西40㎞、桃園(Taoyuan、タオユェン)にある台湾最大の国際空港。24時間営業。台北の中心部まではMRT(電車)で35~50分。第1ターミナルはピーチ、ジェットスター、タイガーエア台湾、スターラックスなど、第2ターミナルはエバー、JAL、ANA、スターフライヤーなどが離発着する。7~24時間の乗り継ぎ客のために、空港発着の無料観光ツアーも。第1/第2ターミナル間は24時間、無料の連絡バスがある。第3ターミナルは2027年末完成予定。空港コードはTPE。公式サイト
エバー航空(EVA Air) 海運会社を基盤に1989年、台湾初の民間国際航空会社として設立された。1992年に世界初となるプレミアムエコノミーを導入したことで知られる。2026年8月現在で世界60都市以上に就航。2026年6月に米ワシントンD.C.路線がスタート、同年12月にはインド・デリーに就航する。航空業界の格付け会社スカイトラックスが認定する「世界の5つ星航空会社」に、2026年も11年連続で選出。米旅行誌「トラベル・アンド・レジャー(Travel + Leisure)」による「ワールド・ベスト・アワード2026」では国際線航空会社部門の1位に選ばれた。日本路線は2026年8月現在、札幌・青森・仙台・成田・羽田・小松・関空・神戸・松山・福岡・沖縄の11空港に就航。2レターコードはBR。英語では「イー・ヴィ・エー(EVA)」と発音される。航空連合スターアライアンスの一員。公式サイト












