パリで2026年5月、行ったブーランジュリー(パン店)やパティスリー(菓子店)を紹介します。バターが香り高いクロワッサンや歯切れのいいパン・オ・ショコラは、やはりパリでしか味わえません。お土産に向く日持ちする菓子や瓶詰めも紹介します。(1ユーロ≒185円、2026年5月現在)
セバスチャン・ゴダール (Sébastien Gaudard)


老舗百貨店ル・ボンマルシェに出店していたセバスチャン・ゴダールは現在、パリ市内にパティスリー3店を擁しています。モンマルトルの丘のふもと、マルティール通り(rue des Martyrs)にあるパティスリー・デ・マルティール(Pâtisserie des Martyrs)へ行きました。エレガントな店構えで、にぎやかな通りに静かにたたずんでいます。


レジの奥にかけてあった帆布バッグにひとめぼれ!マチがたっぷりあって活躍しそうです。16.1ユーロ。塩キャラメル入りとプラリネ入りのチョコレートは、日本では味わえない絶妙な塩加減です。ミルキーなのにパンチがあって、また買ってしまいそうです。

Pâtisserie des Martyrs, Sébastien Gaudard
住所:22 R. des Martyrs, 75009 Paris, フランス
営業時間:10:00-20:00(土9:00-20:00、日9:00-19:00)
公式サイト
ポワラーヌ(Poilâne)


ポワラーヌは1932年創業のパン店で、パリに5店あります。昔ながらの薪オーブンで焼く「P」が刻まれたカンパーニュで知られています。


お土産の定番は「おしおき(Punitions)」との名がつけられた菊型のサブレです。スーパーや百貨店でも「ポワラーヌ」の棚があれば買えます。リンゴのタルト(タルトレット・オ・ポム)は3.35ユーロ、サブレは300g入り12.3ユーロ。タルトは粉が香る相変わらずの味わいでしたが、サブレはおしゃれなパッケージになっていました。
財政難に陥って2026年1月、民事再生手続きを開始したそうですが、何とか踏ん張ってほしいものです。
Poilâne
住所:8 Rue du Cherche-Midi, 75006 Paris, フランス
営業時間:7:15-20:00(日休)
公式サイト
ストレー(Stohrer)

ストレーはパリ最古、1730年創業という老舗です。バゲットからチョコレート、おそうざいまで幅広く、パリに来たら必ず訪ねたい原点のような店です。


ショーケースの最下段には生菓子、2段目にはマカロン、3段目にはチョコレート、さらにケースの上にはクグロフやクロワッサン、レジ脇にはおそうざいと、美しい列をつくっています。

ラム酒をたっぷりしみ込ませたコルク型のババ・オ・ロムで知られますが、持って帰れません。持ち帰りには…といってもかなり重たいですが、瓶詰めのババ・オ・ロム18.5ユーロがあります。

Stohrer
住所:51 Rue Montorgueil, 75002 Paris, フランス
営業時間:8:00-20:30(日8:99-20:00)
公式サイト
ジェフリー・カーニュ(Jeffrey Cagnes)

ジェフリー・カーニュはストレーから独立したシェフで、クッキングクラスや著書を出すなど存在感を増しています。2区の店はストレーのすぐそばにあります。ストレーとはうって変わってモダンな店です。パン・オ・ショコラ2.2ユーロ。層が美しい!できれば朝行って焼きたてを狙いましょう。


Jeffrey Cagnes Paris 2ème
住所:73 Rue Montorgueil, 75002 Paris, フランス(セーヌ右岸に4店)
営業時間:9:00-20:00(日9:00-19:00)
公式サイト
ボー・エ・ミエ(BO&MIE)

BO&MIEは急成長中のパン店です。格闘技ブランドの創業者ジャン=フランソワ・バンデ(Jean-François Bandet)と、弁護士だったマガリ・セクラ(Magali Sécula)が料理学校フェランディの製パンコースで出会い、2017年に創業しました。10年足らずでパリと海外で合計10店を数えます。カフェがある店が多いので、その場で食べられるのがいいですね。


美しいクロワッサン・フランボワーズとミニパン・オ・ショコラ、ミニクロワッサンで6.2ユーロ。
Boulangerie BO&MIE Hôtel de Ville
住所:18 R. de Turbigo, 75002 Paris, フランス
営業時間:7:30-20:00(日8:00-20:00)
公式サイト
Yann Couvreur(ヤン・クヴルー)

ヤンも勢いのあるシェフで、パリに13店を展開しています。キツネがトレードマークで目を引きます。ケーク・オ・シトロンは食べごたえがありました。マンゴーとパッションフルーツ、コリアンダー風味のジャムは上品な甘さで、マンゴー粒がしっかりバランスよく入っています。

Yann Couvreur
住所:137 Ave Parmentier, 75010 Paris, フランス
営業時間:8:00-20:00
公式サイト
デュ・ガトー・エ・デュ・パン(Des Gâteaux et du Pain)

巨匠ピエール・エルメの元シェフが開いています。黒を基調にしたスタイリッシュな店内で、「菓子とパン」という店名の通り、シンプルで上品な品ぞろえです。パット・デュ・フリュイは、小さめのサイズがかわいいです。26.1ユーロ。
Des Gâteaux et du Pain
住所:89 Rue du Bac, 75007 Paris, フランス
営業時間:10:00-19:30(日10:00-18:00、火休)
公式サイト
(取材協力:エバー航空)







