台湾大手のエバー航空が運営する台北・桃園空港のラウンジ”The Infinity”(ザ・インフィニティ)を紹介します。アメリカ便を乗り継いだ2026年7月に2回再訪、フードやサービスがさらに進化していました。利用条件から場所、設備や混雑状況をレポートします。
エバー航空ラウンジ「ザ・インフィニティ」の利用条件と対象クラス


桃園空港第2ターミナル出国フロアにエバー航空のラウンジは4つあります。ハブだけに充実ぶりは群を抜いています。ザ・インフィニティはエバー航空やスターアライアンス加盟社の搭乗クラスがビジネスクラス以上であれば利用できます。マイル会員かどうかは問われません。
| ラウンジ名 | 対象 | 搭乗フライト | 営業時間 |
|---|---|---|---|
| The Garden(ザ・ガーデン) | エバー航空マイレージプログラム・ダイヤモンド会員 | エバー航空、ユニー航空、スターアライアンス加盟社に搭乗 | 05:15~23:30 |
| The Infinity(ザ・インフィニティ) | ※マイル会員かどうかは問われない | エバー航空ロイヤルローレル/プレミアムローレル/ビジネスクラス搭乗か、スターアライアンス加盟社のファーストクラス/ビジネスクラス搭乗 | 04:30~23:30 |
| The Star(ザ・スター) | エバー航空マイレージプログラム・ゴールド会員とスターアライアンス加盟社のゴールド会員 | スターアライアンス加盟社に搭乗 | 04:30~23:30 |
| The Club(ザ・クラブ) | エバー航空マイレージプログラム・シルバーカード会員 | エバー航空、またはユニー航空に搭乗 | 05:30~10:00 & 16:00~21:30 |
| スターアライアンス加盟社 ゴールド会員 | スターアライアンス加盟社に搭乗 |
桃園空港第2ターミナル「ザ・インフィニティ」の場所と行き方


航空会社のラウンジは場所は出発ロビー(4階)のひとつ上の階にあり、フードコートの向かいです。エスカレーターで上がれます。「貴賓室」との表示をめざして進みます。搭乗ゲートが遠い場合もあるので、慌てないよう余裕を持って移動しましょう。


無料Wi-Fi・電源・キッズスペース完備!ラウンジ内の設備と座席


ラウンジの入口は少し暗くなっていて、落ち着いたムードです。受付では簡単な日本語が通じます。
入ってすぐの位置に、赤ちゃん用スペースがあります。ソファのように豪華なオムツ交換台は少しくぼんでいて広く、やわらかくて安心感があります。シンクがあるのがいいですね。

通路を進むとパソコンルームやトイレ・シャワー、ダイニングコーナーと続きます。
ラウンジ内は流れるように、ゆったりと席やテーブルが配置されています。ひとり用の席が充実していてコンセントはほぼ席ごとに設置されています。USBポートもAタイプとCタイプが付いていて便利です。もちろん無料Wi-Fiが飛んでいて、テーブルに張られたQRコードを読み込めばつながります。


片面がガラス張りで、出国ゲートが見下ろせます。滑走路は見えませんが開放的で、空港の活気が感じられます。

名物ルーローハンからピエール・エルメまで!充実フード


フードは充実していて食べ過ぎてしまうほどです。洋中そろいますが、セイロで供される本格的な点心や台湾料理がやはり出色です。老舗「欣葉」のルーローハン(滷肉飯)が食べられるとは!甘めでとろけるような豚煮込みがたまりません。八角を使っていないので、日本人でもなじみやすい味つけです。


ビーフンやヌードル、野菜炒めも充実していてつい手が出ます。


デザートコーナーにはフランス菓子の巨匠ピエール・エルメのマドレーヌが並んでいました。ヴァニラ味はビーンズの粒が惜しみなく、プラリネ味もぜいたくな味わいです。エルメは2024年、台湾1号店をオープンしています。




アメリカからの乗り継ぎで利用した早朝には、お粥や豆乳など朝食メニューが並んでいました。シュウマイは時間を問わず人気で、セイロが置かれると飛ぶようになくなっていました。



ハーゲンダッツのアイスクリームコーナーは健在です。ヴァニラや抹茶など4種類のフレーバーが楽しめます。同行した15歳は朝からマカロンをトッピングして食べていました。


クラフトビールや自作タピオカも。ドリンク紹介


大型冷蔵庫にはコカ・コーラやスプライト、カルピスウォーターなどの各種ソフトドリンクのほか、台湾の定番ビール、台灣啤酒(タイワンピージョウ)が常備されています。シュエップスのトニックウォーターも冷えているので、バーコーナーにあるバーボン、ジム・ビームでハイボールを自分でつくることもできます。お酒好きにはたまりません。台湾のクラフトビール・バックスキンのサーバーがありました。

ワイン、シングルモルトウィスキー、スピリッツ類も豊富で、時間が経つのを忘れます。


2026年に訪ねた際には、タピオカミルクティーを自分でつくって楽しみました。
アメニティはロクシタン!シャワールーム設備と利用手順


シャワールームは私の場合、隣にあるラウンジ「ザ・スター」側のを利用させてもらいました。受付で使用したい旨を告げると、ページャー(呼び出しベル)を渡してくれます。空きが出たら受付へ行き、カギを受け取って使用します。人気があって待つことが多いので、どうしても利用したい場合はチェックインの際に申し込むとよいと思います。


私が使用したのはトイレのないシャワールームでしたが、広くて驚きました。タオルはもちろんドライヤー、歯みがきセット、スリッパがそろっています。使用は20分以内です。

シャワージェルはフランスのロクシタンでした。海外だとシャワーが固定式しかないケースも多いですが、ハンドシャワーもありました。帰りに使用済みタオルを持ち出して受付に渡しましたが、そのまま放置しておいてよかったようです。
「ザ・インフィニティ」の混雑傾向


2024年4月に利用したのは19:00~22:00ごろで空いていました。2026年7月には午後から夕方(13:00~18:30)と、早朝(4:30~6:00)に利用しました。お昼過ぎは空いていましたが、夕方には席が埋まっていました。早朝が一番にぎわっていましたが、座れないほどではありません。スタッフが席を回って皿を下げてくれるので、すぐ空きが見つかります。料理の補充もひっきりなしで活気がありました。
台湾桃園国際空港 台北の西40㎞、桃園(Taoyuan、タオユェン)にある台湾最大の国際空港。24時間営業。台北の中心部まではMRT(電車)で35~50分。第1ターミナルはピーチ、ジェットスター、タイガーエア台湾、スターラックスなど、第2ターミナルはエバー、JAL、ANA、スターフライヤーなどが離発着する。7~24時間の乗り継ぎ客のために、空港発着の無料観光ツアーも。第1/第2ターミナル間は24時間、無料の連絡バスがある。第3ターミナルは2027年末完成予定。空港コードはTPE。公式サイト
エバー航空(EVA Air) 海運会社を基盤に1989年、台湾初の民間国際航空会社として設立された。1992年に世界初となるプレミアムエコノミーを導入したことで知られる。2026年8月現在で世界60都市以上に就航。2026年6月に米ワシントンD.C.路線がスタート、同年12月にはインド・デリーに就航する。航空業界の格付け会社スカイトラックスが認定する「世界の5つ星航空会社」に、2026年も11年連続で選出。米旅行誌「トラベル・アンド・レジャー(Travel + Leisure)」による「ワールド・ベスト・アワード2026」では国際線航空会社部門の1位に選ばれた。日本路線は2026年8月現在、札幌・青森・仙台・成田・羽田・小松・関空・神戸・松山・福岡・沖縄の11空港に就航。2レターコードはBR。英語では「イー・ヴィ・エー(EVA)」と発音される。航空連合スターアライアンスの一員。公式サイト
![【エバー航空BR133搭乗記】増便の神戸⇒台北・桃園に搭乗![ビジネスクラス]](https://voyage.pen-and.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/BR133.jpg)











