北欧フィンランドの航空会社・フィンエアー(AY)を利用して2026年6月、羽田からヘルシンキ経由でラトビアの首都リーガへ飛びました。この記事では羽田第3ターミナルでの導線からJALサクララウンジの利用、機内での過ごし方を紹介します。便利なサービス設計で、北極航路通過証明書がもらえる「お楽しみ」もありました。(1ユーロ≒184円、2026年6月現在)
搭乗便(2026年6月5-6日)
AY62 羽田 21:50⇒ヘルシンキ 4:40(+1)
エアバスA350-900
12時間50分
エコノミーは1個23キロ以下

フィンエアーは多くのフルサービスエアラインと同様、エコノミークラスで無料で預けられる荷物は23キロ以下です。サイズは最大90cm×75cm× 45cmで、2個までOKです。
私が8年前に買った無印良品のスーツケース(105リットル)は77cm×52cm×29cmです。ラトビアで瓶詰めや陶器など割れ物を買うかも…と思い、靴箱と段ボール箱を入れておきました。
預ける荷物に入れてはダメなものとして、うっかりしがちなのがモバイルバッテリーです。預けてしまった乗客が、出発直前に降機させられた場面に遭遇したことがあります。必ず機内持ち込みにしましょう。ちなみに持ち込むだけで機内では使えません。
羽田の国際線は第3ターミナル

東京国際空港(羽田、HND)の国際線は第3ターミナルです。国内線から乗り継ぐ場合、地上階を走る「ターミナル間無料連絡バス」を利用すると5分ほどで着きます。JALなどが発着する第1ターミナルからは直行で5分、ANAなどが発着する第2ターミナルからは第1ターミナル経由で8分です。4~8分間隔なので、満員で乗れなくてもすぐ次が来ます。第3ターミナルに着いたらビル内に入り、3階の出発ロビーに向かいます。



預ける荷物あればカウンターへ


フィンエアーカウンターは「L」で、3時間前にオープンします。預ける荷物がなく、公式サイトでチェックインを済ませていればそのまま「出発」へ向かえばOKです。変更になる可能性もあるので、最新のカウンターはフィンエアー公式サイトで確認します。


荷物を預ける場合はセルフバゲージドロップはないので、カウンターに寄って預けます。ウェブチェックイン済とそうでない列に分かれます。カウンターは出発時刻の3時間前、午後6時50分からです。ただし午後5時半ごろにはすでに10人ほどが並んでいました。早めに並んでおくとあせらなくていいと思います。


預ける荷物には名前が必要です。無記名だったので、フィンエアーのタグをもらってアルファベットで記入しました。預けた控えはロストバゲージの時に必要になるので、必ず大切に持っておきましょう。スマートフォンにQRコードの搭乗券はありましたが、紙で渡されました。
機内に持ち込む荷物は2個までOKです。「Cabin approved」と書かれたタグを2枚、受け取ってそれぞれに取り付けました。私は午後6時には並び始めたので、午後7時前には出国ゲートへ向かいました。

出国手続きはスムーズ

出国の手続きはスムーズに流れていて、10分足らずでした。まず搭乗券のバーコードを読ませるとゲートが開くので、手荷物検査台に向かいます。ノートパソコンはカバンに入れっぱなしでOKです。
終わったら日本人用の出国カウンターに流れます。自分でパスポートをスキャンし、顔写真を撮影されるとゲートが開き、免税エリアへ出られます。
JALと同じワンワールド

フィンエアーはJALと同じ航空連盟・ワンワールドなので、ビジネスクラス利用者に加えて、条件がそろえばJALラウンジが使えます。サクララウンジは140番ゲートの近くです。5階のほうが空いているとの表示だったので、5階の「スカイビュー」に向かいました。


久しぶりだったので炒飯や鶏のから揚げ「ザンギ」などあれこれ盛ってしまいましたが、やはり「JAL特製オリジナルビーフカレー」は外せません。お肉がゴロゴロ入っていて食べごたえがあります。国際線のJALラウンジを利用するのは7年ぶりでしたが、ごはんやおしぼりが自動で出てくるなど進化していました。


21:10、搭乗


搭乗ゲートはこの日、106Bでした。座席のシートポケットには、すでに水が置いてありました。個人用モニターに到着までの予定が表示され、過ごし方がひとめで分かります。「まもなく出発です」「脚のストレッチを忘れずに」「機内の照明を暗くさせていただきます」といった具合です。乗り継ぎゲートなどの案内が表示されるのも便利です。


映画は豊富で100本以上あったかと思います。日本語の字幕や音声がある映画もあります。12時間を超えるフライトなので、3本は観られると思っていたのですが結局、たっぷり眠れたので2本のみでした。


ブランケットはありますが枕はありません。その代わりにヘッドレストが思いのほか曲がるので、頭を固定できました。枕はあっても足元に落ちたり結局使わなかったりするので、私はなくてよかったです。


トイレは緑のボタンが点灯していれば使用できます。ドアのバーを押し下げると開きます。

トイレに立ったついでに、無料のドリンクコーナーでコーヒーをいただいてから席へ戻りました。


機内食は2回

機内食サービスは離陸後2時間ほどで始まりました。環境にやさしい紙素材と木製のカトラリーです。


メニューは鶏唐揚げのスイートチリソースとそばで、ゆかりご飯がアツアツでした。肉か魚かといったチョイスはないので、食事に制約がある人はウェブで事前に頼むことができます。

飲み物はフィンエアー名物のブルーベリージュースにしました。すっきりしていて飲みやすく、おいしいです。ワインやビールは1杯まで無料です。

到着1時間前に出る朝食は、スクランブルエッグとハッシュドポテトでした。ナプキンはフィンランドの国民的ブランド・マリメッコで、おしゃれなカフェのテイクアウトのようです。

北極航路通過証明書

ウクライナ情勢により、日本~ヨーロッパ路線はロシア上空を迂回するルートが使われています。フィンエアーは北極を通過する経路のパイオニアで、この航路を飛ぶと記念の証明書がもらえます。

眠っている間に配られたのか、私はもらい損ねました。隣の人の席にあったのを見てCAさんにお願いすると、快く持ってきてもらえました。

5:10、ヘルシンキ着

ヘルシンキから乗り継ぐ場合、モニターで搭乗ゲートと場所、乗り継ぎ時間が分かります。変更になる可能性もあるので、念のため降りてから再確認する必要はありますが、目安になって便利です。
30分ほど遅れてヘルシンキ・ヴァンター国際空港に到着しました。日本とは夏、6時間の時差があります。到着するのが早朝なのは、滞在時間をフル活用できて文句なしです。
フィンエアー 日本⇒ヘルシンキ便スケジュール(2026年夏期)
| 便名 | 出発地 | 出発時刻 | 到着地 | 到着時刻 | 機材 | 運航日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AY062 | 羽田 | 21:50 | ヘルシンキ | 04:40(+1) | A350 | 毎日 |
| AY074 | 成田 | 23:05 | ヘルシンキ | 05:55(+1) | A350 | 毎日 |
| AY080 | 名古屋 | 22:50 | ヘルシンキ | 05:55(+1) | A350 | 月水金日 |
| AY070 | 関西 | 7:30 | ヘルシンキ | 14:30 | A350 | 水金日 |
| AY068 | 関西 | 22:25 | ヘルシンキ | 05:30(+1) | A350 | 毎日 |
フィンエアー ヘルシンキ⇒日本便スケジュール(2026年夏期)
| 便名 | 出発地 | 出発時刻 | 到着地 | 到着時刻 | 機材 | 運航日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AY061 | ヘルシンキ | 18:30 | 羽田 | 13:50(翌日) | A350 | 毎日 |
| AY073 | ヘルシンキ | 17:45 | 成田 | 13:05(翌日) | A350 | 毎日 |
| AY079 | ヘルシンキ | 0:45 | 名古屋 | 19:35 | A350 | 月水金日 |
| AY069 | ヘルシンキ | 0:10 | 関西 | 19:00 | A350 | 火木土 |
| AY067 | ヘルシンキ | 17:00 | 関西 | 12:50(翌日) | A350 | 毎日 |
フィンエアー(Finnair)

フィンエアー(Finnair) 北欧フィンランドを代表する民間航空会社。1923年に設立された。成田・羽田・中部・関西と4空港に就航、欧州系エアラインの日本-ヨーロッパ路線では最多便数を誇る。2026年夏期は110都市以上に就航。ハブはヘルシンキ・ヴァンター国際空港(HEL)。航空連合はJALと同じワンワールドに加盟。公式サイト







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