2026年5月、台湾・台北(桃園)を経由してドイツ・ミュンヘンへ向かうためエバー航空のロイヤルローレルクラスを利用しました。エバー航空は台北・桃園(TPE)ーミュンヘン(MUC)を週4便(月・水・金・日)で直行運航しています。今回は小松を起点にミュンヘンへ向かいましたが、日本各地から台北でスムーズに乗り継ぎができる利便性を再認識した旅でした。そして、台北ーミュンヘンの長時間のフライトを極上のリラックスタイムへと変えてくれたのは、こだわり抜かれたロイヤルローレルクラスの機内アメニティと機内着(パジャマ)です。この記事では、多くのビジネスクラスファンから高い評価を集めるエバー航空と「Maison Kitsuné(メゾン キツネ)」との独占コラボレーションの魅力に迫ります。
往路(2026年5月11-12日)
BR71 台北・桃園23:35 ⇒ ミュンヘン 7:35(ターミナル2)(+1日)
Boeing 777-300ER
14時間
復路(2026年5月16-17日)
BR72 ミュンヘン12:00 ⇒ 台北・桃園 6:35 (ターミナル2)(+1日)
Boeing 777-300ER
12時間35分
メゾン キツネとのコラボ
エバー航空は、アメニティと機内着(パジャマ)の両方を単一のデザインブランドで統一する初の試みとして、日仏のライフスタイルブランド「Maison Kitsuné」との独占パートナーシップを結んでいます。 2025年10月3日の台北ーダラス線就航を契機にスタートし、2026年現在、ミュンヘン線を含む長距離路線のロイヤルローレルクラスへ順次展開されています。
Maison Kitsuné(メゾン・キツネ)はGildas Loaëc(ジルダ・ロアエック)とMasaya Kuroki(黒木理也)がパリで2002年に設立したライフスタイルブランドです。ブランド名の「キツネ」は日本の昔話に登場する変幻自在な「狐」にちなんでいます。コンセプトは「ニュークラシック」。洗練された愛らしいアイテムがそろいます。
【往路:BR71便】「黒キツネ」の洗練スタイル(台北⇒ミュンヘン)

台北ーミュンヘン間のエバー航空のフライトはロイヤルローレルクラスが38席です。プライベート感漂う座席に向かうと、そこにはすでにアメニティキットがさりげなくスタンバイされています。離陸前からでも、乗客が自分のタイミングですぐに使えるようにという、エバー航空の配慮でしょう。

このアメニティは、台北発とミュンヘン発で色、デザイン、バッグの形状が異なります。台北からミュンヘンへと向かう往路のBR71便は「黒キツネ」です。
メゾン キツネのアイコンであるフォックスヘッド(キツネ顔)が大胆にデザインされた黒のクロスボディバッグにアメニティが詰まっています。カッチリした素材で、取り外し可能なストラップが付いていて、ベルトを通してウエストポーチとして使えるようになっています。シックなデザインなので、機内だけでなく旅先でもそのまま使えそうな高いファッション性を備えています。

中身を開けてみると、メゾン キツネ仕様のスキンケア(リップバーム、ローション、フェイスミスト)のほか、アイマスク、歯ブラシ、折りたたみ式エコバッグまで入っています。
エコバッグはうれしいですね。近ごろはどこの国でも必須です。機内でのリラックス用品だけでなく、旅先のアイテムが入っているのが気遣いを感じます。歯みがきはスーパーモデル御用達のイタリア製MARVIS(マーヴィス)で、ぜいたくな気分が味わえます。フェイシャルミストはさっそく使いました。カードがはさまれたスナップ付きの合皮は、どのように使うのだろうと思ったのですが、ごちゃごちゃするケーブルを挟んで整えるオーガナイザーでした。とてもうれしくなりました。
モノグラム柄のパジャマ

一方、機内着(パジャマ)は、ウェルカムドリンクのサービスが落ち着いた絶妙なタイミングで、客室乗務員(CA)が乗客一人ひとりのもとへやってきて手渡されます。「Mサイズか、Lサイズか」と丁寧に声をかけられ、その場で受け取りますが、ユニセックス仕様のゆったりとしたサイズ感で作られていて、袖を通すとまるで自宅でくつろいでいるような開放感。快適な睡眠をサポートしてくれます。スウェットシャツから始まったメゾンらしく、しなやかな着心地です。
【復路:BR72便】緑基調、さわやかスタイル(ミュンヘン⇒台北)

ミュンヘンから台北へと戻る復路のBR72便では、往路とは対照的なカラーとデザインが旅の余韻を優しく包み込みます。

復路のアメニティは、クラシックなフォックスモノグラムデザインのポーチへと変わります。落ち着いたフレンチカジュアルな印象で、こちらも普段使いのポーチとして抜群のクオリティです。ショルダーストラップがついているので、ポシェットとして使えます。中身のスキンケア類やグッズは往路と色違いです。

パジャマは往路と同様、ライトグリーンでした。フルフラットシートに横たわった際の心地よさは格別です。もちろん自宅でも長く使えそうです。
フライト後も続く「コレクション性」

エバー航空とメゾン キツネとのコラボレーションは「これまでのエアラインアメニティの域を超えている」など高い評価を得ています。 「機内アメニティ」というだけではなく、日常でも、次の旅行にも使えます。往路と復路で色違いなのも、コレクション欲をくすぐります。
エバー航空のロイヤルローレルクラスは、質の高い機内食やサービス、フルフラットシートだけでなく、アメニティやパジャマなど「触れるものすべてにストーリーと快適さがある」細やかなこだわりが、スカイトラックス社による10年連続5つ星に選ばれ続ける理由なのだと実感できるフライト体験でした。
エバー航空 台北=ミュンヘン線スケジュール
| 便名 | スケジュール | 運航 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| BR71 | 台北・桃園(TPE)23:25⇒ミュンヘン(MUC)07:35(+1日) | 月・水・金・日 | 14h10m |
| BR72 | ミュンヘン(MUC)12:00⇒台北・桃園(TPE)06:20(+1日) | 月・火・木・土 | 12h20m |
エバー航空(EVA Air) 海運会社を基盤に1989年、台湾初の民間国際航空会社として設立された。1992年に世界初となるプレミアムエコノミーを導入したことで知られる。2026年8月現在で世界60都市以上に就航。航空業界の格付け会社スカイトラックスが認定する「世界の5つ星航空会社」に、2026年も11年連続で選出。米旅行誌「トラベル・アンド・レジャー(Travel + Leisure)」による「ワールド・ベスト・アワード2026」では国際線航空会社部門の1位に選ばれた。日本路線は2026年8月現在、札幌・青森・仙台・成田・羽田・小松・関空・神戸・松山・福岡・沖縄の11空港に就航。2レターコードはBR。英語では「イー・ヴィ・エー(EVA)」と発音される。航空連合スターアライアンスの一員。








