関空から台湾経由で欧州へ。台湾のフルサービスエアライン・エバー航空(BR)を利用して2026年4月、関西空港から台北経由でパリに飛びました。2025年3月に改装された関空は広く、快適で混雑が少ないのが魅力です。エコノミークラスでも機内Wi-Fiが無料で時間制限がなく使え、急用にも対応できました。この記事では関空から台北・桃園空港までを紹介します。
搭乗便(2026年4月27日)
BR129 関空 18:30⇒台北・桃園 20:30(時差ー1時間)
Boeing787-10(ドリームライナー)
3時間
オンラインで48時間前からチェックイン

オンラインチェックインがお勧めです。出発時刻の48時間からから1時間前まで、公式ウェブサイトか公式アプリでできます。危険物の持ち込みの有無などにチェックを入れて進みます。席の変更やベジタリアンなど、特別食の事前注文ができます。
搭乗券はQRコードで発行されます。スマートフォンに公式アプリがない場合、スクショを取っておくかGoogle Walletに入れておいてもよいでしょう。
荷物預け入れ⇒免税エリアまで1時間


関空第1ターミナルには出発3時間前に着きました。第2ターミナルはLCC専用です。Pen&Voyage編集部スタッフの車で、出発ロビーのある4階に乗り付けました。台北~パリは15時間超えの長いフライトですが、スタッフから「千香子なら眠る錠剤がなくても、ラムネ粒で寝られるはず」と送り出されました。


エバー航空はFカウンターで、すでに長蛇の列でした。セルフで荷物を預ける「セルフバゲージドロップ」のマシンは見当たらなかったので、列に並びました。預けられる荷物はエコノミークラスだと23キロ×2個までです。要注意なのはモバイルバッテリーで、預けるのは厳禁です。機内持ち込みは2個までですが、機内で充電はできません。場所も上の棚ではなく足元に置くことが求められます。

機内持ち込み荷物はエコノミーの場合、2個以下・合計7キロまでで、キャスター付きの荷物はきちんと重さが量られました。

スーツケースを預けてから「出発」の表示に従い、保安検査場に向かいました。搭乗券のQRコードを自動化ゲートにかざすと扉が開きます。

機内持ち込み手荷物検査を通り、出国手続きへ進みます。パスポートの顔写真ページを読み取りリーダーにのせるだけです。顔を撮影されるので、マスクは外しましょう。パスポートにスタンプは押されません。欲しい人はスタッフに声をかけると押してもらえます。ほとんど待たずに通過しました。


エバー航空カウンターで並び始めてから1時間弱で免税エリアに出ました。搭乗開始まで1時間半ほどあり「お茶でも」と思いましたが、飲食店はどこもほぼ満席です。高級ブランドのカフェには席がありましたが、ジュエリーのような美しいケーキには値札がついていません。思い切って尋ねると「4,000円です」。機内食まで待つことにしました。

30分前に搭乗スタート


搭乗ゲート近くに並んだ椅子には改装したての空港らしく、USB(Type-A)とコンセントの差込口が1席ずつにありました。他の乗客と取り合いにならずに済みます。


搭乗順は優先者や座席ごとにゾーン分けされています。私たちの搭乗券に記されていたのは「ZONE 2」でした。エバー航空の地上スタッフが掲げる紙製のボードが、デジタル掲示よりずっと分かりやすいです。自分の搭乗券に記された番号が見える間に搭乗します。18時に搭乗が開始され、私が機内に入ったのは18時20分ごろでした。見たところほぼ満席でした。


機材は最新鋭のBoeing787-10(ドリームライナー)で窓が広く、手でシェードを上げ下げするのではなく、ボタンを押して光量を調節します。毛布や枕はなく、イヤホンが座席に置いてありました。USBポートがモニター左下、イヤホンの差込口の隣にあり、Type-Aのケーブルを持ち込めば充電できます。

ただし離陸時、着陸時にはイヤホンも充電もできず、付けていた人は外すようにCAさんから指示されていました。


無料の機内Wi-Fiが神


2時間のフライトでも食事が出ます。特別食が先に提供されます。通常メニューは「みそ豚丼」と和風の煮物で、おいしくいただきました。パンはクリームパンで、ちょっと驚きましたが懐かしい甘さでした。

無料の機内Wi-Fiがフライト中、切れ目なく使えて本当に助かりました。というのも、予約していたパリのAirBnB(エアビー)のホストから出発前夜になって「滞在を短縮して」とのリクエストがありました。いまさら変更は難しく、ヘルプセンターと交渉しながら代替の宿を探し、条件を確認するなど、フライト中は対応に追われました。台北に着くまでに解決し、ホッと一安心しました。メッセージが快適にやり取りできたのは機内Wi-Fiのおかげです。





機内Wi-Fiへ接続するには、モニターのホーム画面に現れるQRコードをスマートフォンのカメラで読み取り、アクセスするとURLが現れます。コピーしてブラウザに貼り付けて進みます。無料と有料(39.95ドル)がありますが無料を選び、「ゲストで続ける」か「アカウントを登録」かどちらかを選びます。私は「ゲスト」を選んだので、メールアドレスを入れれば接続されました。
ジャスト3時間、定刻で台北着


到着前になると入境の案内ビデオが流れますが、乗り継ぐだけなら入境の事前登録(TWAC)は不要です。

関空を離陸して3時間後、夜景が広がる台北・桃園空港へ着陸しました。
- モバイルバッテリーは預け入れ厳禁
- イヤホン・USBポートの使用は離陸時・着陸時はNG
- 短時間で食事サービスがあるので通路がふさがり、トイレに行きづらい。搭乗前に済ませておくと安心
- 機内が寒いことがあるので、はおるものがあると安心
エバー航空 台湾大手のフルサービスエアライン。海運会社を基盤に1989年、台湾初の民間国際航空会社として設立された。2026年5月現在で世界60都市以上に就航する。航空業界の格付け会社スカイトラックス(本社・ロンドン)が認定する「世界の5つ星航空会社」10社のうちの1社で、2026年にも11年連続で選出。AirlineRatings.com の「世界で最も安全な航空会社」ランキングでは13年連続8位にランクインするなど、高く評価されている。日本路線は2026年5月現在、札幌・青森・仙台・成田・羽田・小松・関空・神戸・松山・福岡・沖縄の11空港に就航。2レターコードはBR。英語では「イー・ヴィ・エー(EVA)」と発音される。航空連合スターアライアンスの一員。







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