台湾大手のエバー航空を利用して2026年7月、15歳の息子とアメリカを旅行しました。米シリコンバレーにあるコンピューター歴史博物館(Computer History Museum)は、コンピューティング創成期からの歩みがたどれます。「そういえばあった」「こんなのあったんだ」と懐かしかったり発見したり、テック界の栄枯盛衰を目の当たりにしました。
コンピューター歴史博物館の概要とアクセス


コンピューター歴史博物館はボストンにあったミュージアムがルーツで、現在のマウンテンビューには2003年、オープンしました。AppleやGoogle、Intel、IBMなどテック業界のレジェンドたちが理事会や名誉顧問に名を連ねています。
場所はGoogle本社のビジターセンター(Google Visitor Experience)から徒歩15分です。サンフランシスコからは通勤電車カルトレイン(Caltrain)のマウンテンビュー(Mountain View)駅で降りて、駅前にあるマウンテンビュー・トランジットセンター(Mountain View Transit Center)からバスでも行けます。
Apple創立50年の展示

ちょうどApple創立50周年を記念した特別展「Apple@50」が開かれていました。最初に開発されたコンピュータ・Apple Iの試作品やiPod、iPhoneの試作機が並んでいました。

海賊の旗は1983年、共同創業者スティーブ・ジョブズが発した「海軍に入るより海賊であれ(It’s better to be a pirate than join the navy”」との言葉をきっかけにつくられた旗を再現しています。
メイン常設展「コンピューティングの2000年」


メインは「Revolution: The First 2000 Years of Computing(コンピューティングの2000年史)」です。古代ギリシャで生まれた計算(Computing)という概念から、道具が発達する2000年以上にわたる歩みを、パネルや実機の展示でたどります。


1から20のブースに分けられています。計算機の原点であるそろばん(Abacus)に始まり、人間型ロボットの紹介まで続きます。現地在住の友人は「シリコンバレーのシニアたちが、自分の家のガレージにある骨董を持ち寄った」と冗談めかして言っていましたが、かっこいいですね。


経理の仕事をしていた私の母が1980年代、折りたたみ式の紙を大量に持ち帰っていて、裏を計算用紙に使っていたなと、70-80年ごろの展示を見て思い出しました。さらに「ファミコン」「ネットスケープ」「ザウルス」など80-90年代の日常が並びます。盛者必衰の理(ことわり)を感じずにはいられません。


15歳は「最初のAppleの展示が面白かった。ゲームはあまり見られなくて、もっと時間が欲しかった」。私たちは2時間ほどで閉館時間になってしまいましたが、3時間以上はあるといいと思います。


Computer History Museum(コンピューター歴史博物館)の基本情報
住所:1401 N Shoreline Blvd, Mountain View, CA 94043 アメリカ合衆国
営業時間:10:00-17:00(月火休)
入場料:21.5ドル(18歳以上)16.5ドル(65歳以上と11-17歳)
公式サイト
(取材協力:エバー航空)












