米ニューヨーク・ブルックリンにあるドーナツ店「ピーターパン(Peter Pan)」は、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)に登場する老舗です。アメリカ旅行中の2026年7月、近くに住む友人の案内で訪ねました。地元の人に70年以上愛されているレトロで居心地のよい空間で、ドーナツは「これよ、これ!」と言いたくなるおいしさでした。
映画『スパイダーマン』ロケ地“Peter Pan”とは

1950年代に開業した「ピーターパン」があるブルックリン北部のグリーンポイント(Green Point)は、「リトル・ポーランド」と呼ばれ、伝統的にポーランド系住民が多いエリアです。「ピーターパン」の現在のオーナーはギリシャ系で、1993年に店を引き継ぎました。

地下鉄G系統のナッソー・アベニュー(Nassau Av)が最寄り駅です。
2.25ドルのシュガーレイズ、コーヒー1ドル

「ピーターパン」を訪ねたのは午前中でした。店の外にも中にも、スパイダーマンのロケ地といった形跡はありません。古風(old-school)なデコボコ型のカウンター内を、スタッフが行き来していました。ピンクとエメラルドグリーンの制服がかわいい!『スパイダーマン』でもヒロインが着ていました。

午前4時半から営業していて、もうひと段落した空気が漂っていました。カウンター席には私たちのほかに1-2人のみですが、ひっきりなしにテイクアウトのお客がやってきてにぎやかです。私たちは全然急いでおらず、のんびり観察できました。

席でおしゃべりしていたら、オーダーを取りに来てくれました。砂糖をまぶしただけのシュガー・レイズ(Sugar Raise)は2.25ドル、リンゴ入りでごつごつしたアップルフリッター(Apple Fritter)は3.5ドルです。食べごたえがありました。

コーヒーは1ドルです。薄くてゴクゴク飲めて、これぞドーナツ屋の味わいです。15歳は2.75ドルのホットチョコレートを飲んでいました。支払いは現金のみです。
スパイダーマンのラストシーン
映画『スパイダーマン』では、ヒロイン・MJ(ゼンデイヤ)のアルバイト先として登場します。ラストシーンではスパイダーマンであるピーター・パーカーはMJに加えて親友・ネッドと「ピーターパン」で再会しますが、2人ともピーターの記憶が消えていて、気に留めません。クリスマス時期らしい切ない場面です。
アメリカのドーナツ屋といえば、早朝に消防士や警察官が買っているイメージがあります。映画よりずっと活気があって明るくて、長く愛されている感じが伝わってきました。
Peter Pan Donut & Pastry Shop(ピーターパン・ドーナツ&ペイストリーショップ)の基本情報
住所:727 Manhattan Ave, Brooklyn, NY 11222 アメリカ合衆国
営業時間:4:30-18:00(月-水)、4:30-19:00(木・金)、5:00-19:00(土)5:30-18:00(日)
公式サイト
(取材協力:エバー航空)











