せっかくオランダに滞在しているのだから、食べておかなきゃ。ということで、ロッテルダムのマクドナルドにやってきました。オランダのマクドナルドにはご当地限定メニュー、McKroket（マッククロケット）があるんです。
クロケットはオランダ風コロッケのこと。もともとクロケットはフランス発祥ですが、19世紀にオランダに伝わってからはオランダの伝統料理、定番スナックとして定着しています。俵型が一般的で、日本の「コロッケ」の起源とも言われています。
2025年11月29日のお昼時、ロッテルダムのビジネス街・ワールドトレードセンター（WTC）があるメトロBeurs駅のマクドナルドへ。さっそくタッチパネルで注文します。世界中のマクドナルドで食べられるBigMac（ビッグマック）は5.85ユーロ（約1065円）。欧米では定番のQuater Pounder（クオーターパウンダー）も5.85ユーロです。お目当てのMcKroket（マッククロケット）はどんなバーガーよりも財布に優しい3.95ユーロ（約717円）でした。支払いはクレジットカードをタッチでOK。注文が完了すると、4桁の番号が書かれた伝票が出てきます。
オランダ国旗を思わせる紙包装
店内へ進み、AFHALEN（ピックアップ）と書かれたカウンター前でモニターに自分の番号が表示されるまで待ちます。注文してからクロケットを揚げてくれるシステムらしく、待ち時間はやや長めです。4、5人の後から来たお客さんに抜かされてようやく10分ほど経って、自分の番号が表示されました。
出来たての温かいMcKroket（マッククロケット）は紙包装で提供されます。しかも、オランダ国旗と同じ赤、白、青の水平ライン。かわいい！まさに「国民食バーガー」です。
マスタード風味のタルタルソースが好相性
俵型のクロケットはオランダ料理のレストランや街中の自動販売機でも売られていますが、McKroket（マッククロケット）はバンズに挟みやすいように平べったい形です。
クロケットはひき肉をホワイトソースでつなぎ、からっと揚げてあり、サクッとした食感。少しマスタードをミックスしたタルタルソースがとてもよく合います。日本のマクドナルドではグラタンコロッケをバンズで挟んだ冬の限定メニュー「グラコロ」が有名ですが、McKroket（マッククロケット）はそこまで重くなく、素朴な味。小腹が空いたときにはちょうどいい、日本人の私でもパクパクいけるバーガーでした。オランダに旅される方はぜひ試してみてくださいね。
マクドナルド・ベウルス店
店名：マクドナルド・ロッテルダム・クールシンゲル 207（ベウルス）店
住所：Coolsingel 207, 3012 AG Rotterdam, オランダ
営業時間：8:30-0:00(日～水)、8:30-1:00(木)、8:30-2:00(金・土)