ドイツ・ミュンヘンで買った手ごろな土産を7つ紹介します。高級食材店ダルマイヤーやスーパー、そして地元のプロサッカークラブ・FCバイエルンで見つけました。
ダルマイヤー(Dallmayr)では「よそいき」を
ミュンヘン発祥の高級食材店ダルマイヤーは1700年、創業した雑貨店がルーツです。19世紀にはヨーロッパの王室御用達となり、いまでは日本のデパ地下にも進出しています。本店はやはりマリエン広場に近く、徒歩5分ほどです。
ウィーンにあるシェーンブルン宮殿のような黄色のファザードで、風格を漂わせています。扉を開けるとバーカウンターがあり、ハムやソーセージ、美しいそうざいが宝石のように並べられ、目がくぎづけです。2階にはカフェとビストロですが、エントランス部分に物販コーナーもあります。
生ものは眺めるだけで、お土産に向く品々を紹介します。
アールグレイのキャンディー
金の包み紙がゴージャスで、上品な紅茶の香りが広がります。ゆっくり舌の上で溶かすとセンターが少しやわらかくて、甘さが増します。缶はダルマイヤー本店がデザインされています。輪ゴムやクリップなど、小物入れに使いたいですね。100g入り2.5ユーロ、缶入り75g(14個)3.8ユーロ。
フルーツゼリー
「フルーツゼリー」といってもゼラチンではなく、ペクチンで固めるタイプです。常温で日持ちするので、お土産にいいですね。グミよりもやわらかく、ゼラチンのゼリーよりはしっかりとした味わいと歯ごたえがあり、欧州では贈り物の定番です。正方形のゼリーにまぶされたグラニュー糖がキラキラしていて、宝石箱のようです。ダルマイヤーのフルーツゼリーも美しく、青いリボンがアクセントに効いています。リンゴ、ピーチアプリコット、レッドベリー、ブリーベリー、ラズベリー、ルバーブ。9.5ユーロ。
ジャムセット
筒状のラッピングがかわいいです。大きい瓶だと重たいですが、これぐらいだと大丈夫です。アプリコット、イチゴ、エルダーフラワーの3種類です。37g×3のセットで4.5ユーロ。
スーパーでは「日持ちする食材」を
スーパーマーケットは大手のLEWE(レーヴェ)やLidl(リドル)、EDEKA Ernst(エデカ・エルンスト)などへ行きました。ミュンヘン中央駅の地下街にあるEDEKA Ernstは日曜日も営業しています。
マジパンローマッセ
マジパンローマッセ(ローマジパン)はアーモンドと砂糖が2:1のペーストで、ドイツのクリスマス菓子シュトレンやフランス菓子パンドジェーヌには欠かせません。日本だと製菓材料店ぐらいでしか見かけませんがさすが本場、スーパーの製菓コーナーで売られていました。お手ごろで日持ちもするので、ベーキング好きはぜひ。LiDLで購入、200g1.49ユーロ。
ヴァニラビーンズ
ヴァニラビーンズがスーパーで買えるなんて!日本ではヴァニラエッセンスだけですね。ヴァニラは値段が高騰しているので、お菓子作り好きにはうれしいです。かわいい試験管のような容器入りなのも、かさばらないし土産としてもいいですね。LiDLで購入、2.99ユーロ。
アルペンザルツ
塩は世界中どこでも売っていますが、味わいはそれぞれです。ドイツの塩といえばアルペンザルツで、日本でも買えますが、このユーロ高でもやはり現地のほうがお買い得です。ミュンヘンでも、どこのスーパーでも見かけました。ドイツアルプスの岩塩からつくられていて、まろやかです。REWAで購入、500g0.75ユーロ。
FCバイエルンのグッズ
ドイツ・ブンデスリーガ1部の強豪バイエルン・ミュンヘンの公式ファンクラブメンバーは31万人以上で、世界トップといわれています。ミュンヘン旧市街にも半径800m以内に公式ストアが3店もあって、層の厚さが伺えます。グッズも大充実です。赤ちゃんグッズも多くて、この環境で成長すればさぞコアなファンが代々…と思わせます。買ったのはマグネットセット、9.95ユーロです。
ミュンヘンへはエバー航空で
台湾大手のエバー航空は週4日、台北~ミュンヘン間を運航しています。日本には9空港に乗り入れており、欧州行きには台北乗り継ぎが安心・安全で便利です。
便名 | スケジュール | 運航 | 所要時間 |
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BR71 | 台北(TPE)23:25⇒ミュンヘン(MUC)07:20(+1日) | 月・水・金・日 | 13h55m |
BR72 | ミュンヘン(MUC)12:00⇒台北(TPE)06:35(+1日) | 月・火・木・土 | 12h35m |