【エバー航空105便搭乗記】福岡発台北は2時間半!乗り継ぎ時間に台湾入国[エコノミークラス]

エバー航空105便福岡~台北搭乗レポート
エバー航空福岡~台北便エコノミークラス、桃園空港でⒸPen&Voyage
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台北経由で欧州へ。乗り継ぎ時間を利用して街に出るか、空港で楽しむかは、時間とお好み次第で可能です。エバー航空の福岡発台北・桃園(Taoyuan<タオユェン>)行き105便(エコノミークラス)に搭乗して台湾にいったん入国、再び出国するまでの流れを紹介します。まずは福岡から台北・桃園空港到着までをレポートします。(情報は2024年2月現在)

搭乗便(2024年2月26日)
BR105 福岡12:15⇒台北・桃園13:50(時差-1時間)ターミナル2
Boeing 787-10

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福岡から台北は2時間半

福岡ー台北・桃園(タォユェン)路線には2024年4月現在、タイガーエア台湾、チャイナエアライン (2便)、 エバー航空(2便)、スターラックス航空が就航しています。エバー航空は1日2便を運航しています。

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便名福岡⇒台湾スケジュール運航所要時間
BR105福岡(FUK)12:20⇒台北(TPE)13:45毎日2時間25分
BR101福岡(FUK)19:20⇒台北(TPE)20:45毎日2時間25分
BR119福岡(FUK)20:20⇒高雄(KHH)22:10毎日2時間50分
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便名台湾⇒福岡スケジュール運航所要時間
BR106台北(TPE)08:10⇒福岡(FUK)11:20毎日2時間10分
BR102台北(TPE)15:10⇒福岡(FUK)18:20毎日2時間10分
BR120高雄(KHH)15:30⇒福岡(FUK)19:20毎日2時間50分
2024年夏スケジュール。スケジュールは予告なく変更になる場合があります。
福岡ー台北便のエコノミー機内食
エバー航空福岡~台北便のエコノミークラス機内食ⒸPen&Voyage

福岡から台北・桃園空港へのフライトは2時間35分です。ちょうどお昼どき、機内食も出ます。私はメーンにチキンのトマト煮とフジッリのクリームソースを選びました。メーンディッシュは熱々で栄養バランスもとれていて、ぺろりと平らげてしまいました。麦茶と糸ようじもうれしかったです。そういえば機内Wi-Fiが30分無料で使えたはず(2024年6月30日まで)とスマホを取り出し、モニター画面のQRコードを読み取りました。

エバー航空の機内Wi-Fi
機内Wi-Fiへの接続画面

Get Onlineをタップして、一番上に出てくる「0$(ゼロドル)」の表示を選ぶだけで、チャージはされずに30分、使えます。雲の上はブルースカイで、旅気分が盛り上がりました。あっというまに台北・桃園空港にランディングです。

着陸から台湾入国まで25分

エバー航空で台湾桃園空港に着陸
福岡から2時間半で台湾桃園空港に着陸。機内より撮影ⒸPen&Voyage

14:00過ぎに着陸しました。空港内にとどまるなら「Transfer(乗り継ぎ)」の矢印に従いますが、今回は乗り継ぎ時間を利用して、街に出ることにしたので通り過ぎ、入国の方向に進みました。

入国に向かって進んでいると、途中でラミネート加工された札を渡されました。「アフリカ豚熱(African Swine Fever)の感染リスクが低い国からの来訪者は、緑のレーンを通ってカード返却を」ということでした。日本からなので緑のレーンに進みました。

アフリカ豚熱のカード
受け取って緑レーンへ進むⒸPen&Voyage

機内で配られた入国カードに記入、入国の窓口で出しました。オンライン登録もできるので、出発前に済ませていたのですが、「これも書くのかな?」と勘違いし、紙にも記入しました。本来は不要です。

台湾の入国カード
台湾の入国カード。オンラインで正しく登録されていれば記入は不要ⒸPen&Voyage

「台湾滞在中の住所」のところを空欄にしていたら、「ホテルは?」と尋ねられました。今夜のフライトでミラノに飛ぶことを告げると「じゃあ搭乗券をみせて」と言われたので、福岡で渡された搭乗券をみせてOKでした。スーツケースはミラノまで預けっぱなしでよいのでバゲージクレームには立ち寄らず、そのまま外へ向かいました。着陸から出国まで、およそ25分でした。ほぼ並ぶこともなくスムーズでした。

台湾桃園空港のキャンペーンカウンター
あらかじめオンラインでキャンペーン登録しておき、到着後にQRコードを読み取るⒸPen&Voyage

到着フロアでは台湾観光局による5,000台湾ドル(2万5千円)の電子マネーが当たる「台湾個人旅行応援キャンペーン」の抽選が行われていました。台湾滞在日数が3日~180日の個人旅行客が対象で、2025年6月30日までです。総勢50万人も!当たるという企画で、私の友人も「当たった」と言っていましたが結構、高率なのだとか…!今回は半日足らずなので応募資格はないのですが、台湾再訪を誓いつつ通り過ぎました。

桃園MRT機場線に乗って林口駅へ

タッチやQR決済が可能の改札機
タッチやQR決済が可能の改札機ⒸPen&Voyage

桃園空港からは地下鉄「桃園MRT機場線」に乗って台北中心部まで出られます。現金の台湾ドルは持っていませんでしたが、改札ではタッチ決済(クレジットカード、Apple Pay、Google Payなど)が可能で、カードをかざして通過できました。LINE PayなどQRコード決済も使えます。ただタッチ決済はすべての改札機に設置されているわけではないので、マークのある改札をめざしましょう。

台北市内まで出て小籠包を食べたい!と意気込んでいたのですが、あいにくの雨模様です。最初に来た電車が快速の「直達車」であれば台北まで、各駅停車の「普通車」であれば、より空港に近い林口(リンコウ)駅にある「三井アウトレットパーク林口」にしようと決めました。

MRTプラットフォーム
プラットフォームに表示された駅名。路線にアルファベット、駅に番号がふられているⒸPen&Voyage

エバー航空が発着する桃園空港第2ターミナル駅(A13)から台北駅(台北車站、A1)は、快速に当たる「直達車」で所要時間39分、各駅停車の「普通車」だと52分かかります。いずれも15分に1本程度で、150元(約750円)です。三井アウトレットパークのある林口(A9)は「直達」は停車せず、普通車で17分です。

月台(プラットフォーム)で表示を見ると…。14:49、普通車でした。三井アウトレットパークへと向かいました。

MRT桃園空港第1ターミナル
「普通車」は各駅停車ⒸPen&Voyage

福岡空港 福岡市博多区にあり、JR博多駅とは地下鉄で2駅(5分)という利便性の高さで知られる。国内線はJAL、ANA、ジェットスター、ピーチ、スカイマーク、AIR DOなど14社、国際線にはJAL、ANA、エバー、アシアナ、キャセイパシフィック、タイ国際など29社が就航する(2024年4月現在)。国内/国際ターミナル間の移動は無料連絡バス。空港コードはFUK。

台湾桃園国際空港 台北の西40㎞、桃園(Taoyuan、タォユェン)にある台湾最大の国際空港。第1ターミナルはピーチ、ジェットスター、タイガーエア台湾、スターラックスなど、第2ターミナルはエバー、JAL、ANA、スターフライヤーなどが離発着する。7~24時間の乗り継ぎ客のために、空港発着の無料観光ツアーも。第3ターミナルは2026年開業予定。空港コードはTPE。

取材協力・エバー航空

台湾大手のフルサービスエアライン。海運会社を基盤に1989年、台湾初の民間国際航空会社として設立された。2024年3月現在で世界60都市以上に就航する。航空業界の格付け会社スカイトラックス(本社・ロンドン)が認定する「世界の5つ星航空会社」10社のうちの1社で、2024年にも9年連続で選ばれた。日本路線は2024年12月、就航30周年を迎える。2024年3月現在、札幌・仙台・成田・羽田・小松・関空・松山・福岡・沖縄の9空港に就航。2レターコードはBR。英語では「イー・ヴィ・エー(EVA)」と発音される。航空連合スターアライアンスの一員。

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