松下 佳世– Author –
松下 佳世
立教大学異文化コミュニケーション学部・研究科教授
研究者、会議通訳者、ときどきライター。上智大学文学部新聞学科を卒業後、朝日新聞社に入社。地方支局を経て、米コロンビア大学ジャーナリズム大学院に留学。帰国後、東京管内の部署をいくつか回ったのち、名古屋本社へ。このころ、東京のアジア取材班に派遣されたのを機に国際報道に関わるようになり、2007年からニューヨーク特派員。国連担当として、事務総長とともに世界の紛争地帯を回る。帰国後の2011年に退社。会議通訳者として生計を立てつつ、現在所属する研究科の博士後期課程で通訳翻訳研究を学ぶ(異文化コミュニケーション学で博士号を修得)。国際基督教大学教養学部准教授を経て、現職。単著にWhen News Travels East: Translation Practices by Japanese Newspapers (Leuven University Press, 2019)、『通訳になりたい!ゼロからめざせる10の道』(岩波書店、2016年)、編著に『同時通訳者が「訳せなかった」英語フレーズ』(イカロス出版、2020年)がある。仕事とプライベートを合わせて、訪れた国の数はまもなく100を超える。