台湾大手の航空会社・エバー航空(Eva Air/BR)は海運会社を基盤に1991年に創業、フルサービスで世界60都市以上に飛んでいます。2024年12月には日本就航30年を迎えます。
航空業界の格付け会社スカイトラックス(本社・ロンドン)が認定する「世界の5つ星航空会社」に2023年、8年連続で選ばれています。「プレミアムエコノミー」部門で1位でもあり、プレミアムエコノミーを世界最初に創設しています。航空連合はスターアライアンスで、ANA(NH)、ユナイテッド(UA)、ルフトハンザ(LH)、アシアナ(OZ)、シンガポール(SQ)、タイ国際(TG)などと同じです。ANAやユナイテッドのマイレージ会員として貯めたマイルを、エバーで使うことも、その逆も可能です。
日本は9空港・12路線で運航
日本には2024年3月現在、下記の9空港、12路線で運航しています。台湾には台北の2空港(台湾桃園=Taoyuan<タオユェン> / 松山=Songshan<ソンシャン>)と、南部の高雄の3空港を結んでいます。
日本 | 台湾 | 往路[日本⇒台湾] | 復路[台湾⇒日本] | フライト時間 |
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成田 | 台北(桃園) | 毎日3便[午後2/夜1] | 毎日3便[朝7:55/午前/午後] | 3h20~40m |
高雄 | 毎日1便[午後] | 毎日1便[朝] | 3h45~55m | |
羽田 | 台北(松山) | 毎日2便[午前/午後] | 毎日2便[朝/午後] | 3h00~40m |
関空 | 台北(桃園) | 毎日3便[午前/午後/夕方] | 毎日3便[朝6:30/朝8:30/午後] | 2h40~55m |
高雄 | 毎日1便[午後] | 毎日1便[朝] | 3h05~20m | |
福岡 | 台北(桃園) | 毎日2便[午後/夜] | 毎日2便[朝8:10/午後] | 2h10~25m |
高雄 | 毎日1便[夜] | 毎日1便[午後] | 2h50m | |
札幌 | 台北(桃園) | 毎日1便[夕] | 毎日1便[午前] | 3h50m~4h15m |
仙台 | 台北(桃園) | 毎日1便[夕] | 毎日1便[午前] | 3h30~50m |
小松 | 台北(桃園) | 毎日1便[午前] | 毎日1便[朝6:35] | 2h50m~3h10m |
松山 | 台北(桃園) | 週2便[水/日。午前] | 週2便[水/日、朝6:45] | 2h20~50m |
沖縄 | 台北(桃園) | 毎日2便[午前/夜] | 毎日2便[朝6:45/夕] | 1h30~40m |
台北・桃園空港をハブに世界ネットワーク
地方在住者にとっては東京や大阪を経由せず、台北経由で世界20カ国以上に飛ぶことができます。台北まで日本各地から1.5~4時間で、離れて暮らす友人や家族と一緒の旅行でも、東南アジアや中東の空港と比べて早く合流できます。
韓国系エアラインも日本の地方に多く就航していますが、ソウル発ヨーロッパ便は午前か昼発が多く、日本からソウルでの乗り継ぎには1泊が必要になるケースが多くなります。
ヨーロッパ便は深夜発
エバー航空はパリ /ミラノ/ミュンヘン/ ウィーンに台北・桃園国際空港(TPE)から直行便が飛んでいます。ミラノとミュンヘンへの直行便は2022年からで、エバー航空にとっては25年ぶりのヨーロッパへの新路線となりました。
4路線とも往路は深夜発なので、どこからでも同じ日に欧州便に乗り継げます。復路は台北に早朝に到着します。松山・小松を除いて同じ日に乗り継ぎが可能です。受託荷物はエコノミーでも23㎏×2個なのも日系エアラインとかわりません。
台北=パリ:直行が毎日
便名 | スケジュール | 運航 | 所要時間 |
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BR87 | 台北(TPE)23:30⇒パリ(CDG)07:55(+1日) | 毎日 | 14h25m |
BR88 | パリ(CDG)11:20⇒台北(TPE)07:10(+1日) | 毎日 | 13h50m |
パリ便の機材は最新鋭のボーイング777-300ERで、プレミアムエコノミークラスとロイヤルローレルクラス(ビジネスクラス)があります。
台北=ミラノ:直行が週4
便名 | スケジュール | 運航 | 所要時間 |
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BR95 | 台北(TPE)23:25⇒ミラノ(MXP)07:40(+1日) | 月・火・木・土 | 14h15m |
BR96 | ミラノ(MXP)11:15⇒台北(TPE)06:05(+1日) | 火・水・金・日 | 12h50m |
ミラノ便、ミュンヘン便、ウィーン便はエコノミークラスとロイヤルローレルクラス(ビジネスクラス)からなります。
台北=ミュンヘン:直行が週4
便名 | スケジュール | 運航 | 所要時間 |
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BR71 | 台北(TPE)23:25⇒ミュンヘン(MUC)07:20(+1日) | 月・水・金・日 | 13h55m |
BR72 | ミュンヘン(MUC)12:00⇒台北(TPE)06:35(+1日) | 月・火・木・土 | 12h35m |
台北=ウィーン:直行が週3、バンコク経由が週4
便名 | スケジュール | 運航 | 所要時間 |
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BR65(直行便) | 台北(TPE)23:30⇒ウィーン(VIE)07:00(+1日) | 水・金・日 | 13h30m |
BR61(バンコク経由) | 台北(TPE)22:30⇒バンコク(BKK)01:10,バンコク(BKK)02:20⇒ウィーン(VIE)08:35(+1日) | 月・火・木・土 | 16h05m |
BR66(直行便) | ウィーン(VIE)12:30⇒台北(TPE)06:30(+1日) | 月・木・土 | 12h00m |
BR62(バンコク経由) | ウィーン(VIE)17:45⇒バンコク(BKK)09:25, バンコク(BKK)11:10⇒台北(TPE)16:05(+1日) | 火・水・金・日 | 16h20m |
エバー航空概要
エバー航空は1989年に台湾初の民間国際航空会社として設立されました。エバーグリーングループの一員であり、コンテナ輸送の世界的リーダーであるエバーグリーンラインの姉妹会社です。80機以上のボーイングおよびエアバス機を保有し、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、そしてシカゴ、ヒューストン、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、シアトル、トロント、バンクーバーをゲートウェイとする北米の世界60以上の都市に就航しております。エバー航空の就航都市、運航スケジュール、その他サービスに関する詳細や航空券の予約・購入は、公式サイトをご覧ください。